こんにちは。ヒロです。
今は辞めてしまいましたが、飲食店で料理をしてそれが生きていく中で役に立つ事がありましたのでまとめてみました!
飲食の経験は10年くらいありますので、共感できる方も多いんではないかと思います。
ホールのスタッフとしても調理スタッフとしてもどちらも経験しました。
料理のジャンルも和食、洋食、中華と一通りやりましたが、一番長いのは和食です。
ガチガチの料理人ではなかったですが、新規のメニューを考えたり、原価計算をしたりとそれなりにはできるかと思います。
そんな経験が辞めた後も生きている場面がありますのでご紹介します!
目次
自炊するのに抵抗が無くなる
料理をしている時はあまり自炊しませんでしたが、辞めてからは結構自炊するようになりました。
仕事で作っているからか飲食店に勤務している時はほとんど家で作ることはなかったですね。毎日料理作ってるのに家でも作るのかと考えてしまうからかもです。
辞めてからなぜ自炊を抵抗なくできるようになったかは私が思うに大きく3つあるかと思います。
作るスピードが速い
1つ目は毎日料理を作っていただけあって、とにかく作るスピードがめっちゃ早くなってます。
飲食店で料理を作っていると基本的にスピード勝負です。
オーダーをいかに早くこなせるかが重要になってきます。早く提供できれば追加の注文も期待できますし、お客様が早く満足して頂ければ席の回転率も上がるからです。
その癖が残っているので、家で作る時もさっさと作ってしまう事が多くなります。
しかも飲食店と違って料理の味付けが変わってもいいのでさらにスピードは加速します。
味をみながらその日の気分で味付けも変えれるので楽しさも出てきます。
作るスピードはお店の時と変わらないのもありかなり速いです。
献立をすぐに決めれる
2つ目は何を作るかをすぐに決める事ができる事です。
これも自炊がめんどくさくならない要因になっているかと思います。
飲食店では基本的にレシピ通りの料理を作ります。当たり前ですね。
しかし、中には
「料理の味付けを少し薄めにして欲しい」
「アレルギーがあるので大豆は抜いて欲しい」
などの要望も出てきます。
ホールスタッフからの指示を聞いてその都度、少しアレンジをして提供したりします。
ただ変えるだけなら誰でもできますが、できるだけ変えても元の味に近いものに仕上げないと美味しくありません。
ですのでアレンジしますが、美味しくアレンジできるように頑張ります。
この経験が自炊に役立っています。
何を作ろうか決めてなくても、スーパーや八百屋、肉屋さんなどに買い物に行った時に、その時みた物ですぐに何が作れるかが思い描けるようになります。
何が作れるか分かったらその時の気分で何を作ろう!とすぐに思いつく事ができるので買い物もすぐに終わります。
悩む事がないと時間も掛からなくていいです!
洗い物がめんどくさくない
3つ目は洗い物がめんどくさく感じない事です。
自炊をあまりしない方の理由の一番にくるであろう洗い物がめんどくさく無くなります。
その理由は自分だけの洗い物だけで量がかなり少ないからです。
飲食店をやっていると【洗い場】というポジションがあります。
下げものをした後の食器をひたすら洗う人です。
服は濡れるし手も荒れるしであまり好んでやりたがらないポジションになっていますが、誰かがやらないと仕事が終わらないのでやってました。
そこにくる食器の量はかなりの量になります。
客席に応じて量は変わってきますが、200席の洗い場を一人でやっている時はかなり大変でした。
もう本当にありえないくらいの量が洗い場にはくるので、それを経験していると一人の洗い物なんてぷーです。
さくっと終わっちゃうのでめんどくさいと感じる暇もありません。
お店の気持ちがわかるようになる
こちらは料理ができるとは関係ないですが、飲食店のスタッフの考えている事が大体わかるので気を使えるようになります。
スタッフ側も経験しているので当たり前なのですが、いつが忙しいとか今は伺えないとかスタッフもただ立っているだけではないのです。
飲食店のアルバイトで立っているだけで楽だなとか思われている方もいるかもしれませんが、なかなか見るところが多いんですよ。
個室でないお店であればお客様のテーブルを観察して、空いているお皿、グラスは下げてあげます。
また、【ワイヤレスサービスコール】(店員さん呼ぶボタン)を置いているのであればそれもしっかりと見ていないといけません。
こんなやつです。一度は見た事があるのではないでしょうか?
これを押すと「ピンポン!」と鳴ったり鳴らなかったりして店員がわかるようになっています。
これって1回鳴らせばほぼ分かります。
2回押すと鳴りをキャンセルって設定にしているところもあります。
つまり連打されると分からなくなってしまうのです!
こんな顔になってしまいます。
この気持ちが分かるのでタイミングを伺えるようになります。
さらにこの状態になる事が分かっているので遅れてもイライラしなくなります。
より飲食店を楽しく利用できるようになります。
せっかくご飯を食べにきたのにイライラしたくないですよね。
美味しいものを気持ちよく、美味しく頂く事ができるようになったかと思います。
最後に
いかがでしたか?
社員として働くにしても、アルバイトにしても同じような事を感じるのが飲食店です。
経営などの話は別にして、現場ではほぼ同じような悩みが発生します。
これに至っては飲食店に限らずどの業種でも悩みは出てきますね。
そんな悩みを知り、料理ができるよになると辞めてからも絶対に役に立ちます!
給料が少ないだけじゃなくて、割と役に立ちますね。割と。意外と。まぁそれなりに。
やって損ではないですが、ずっと続けるのは結構しんどい業種になってしまいますね。
いかんせん給料安すぎ!
辞めた理由が給料ですから、もし稼げてたら辞めてなかったと思います。
稼げるようになればまたやりたいですね。
飲食店で稼いでるのは経営陣だけですから、現場は文句が多いのも考え所です。
経営も稼いでないならもう傾いてますね。笑笑
今回は以上になります。
最後まで読んで頂きありがとうございました。