ブラック企業の求人の情報はどこで集めたらよいのでしょうか?
誰でもブラック企業で社畜戦士になりたいと思っていないと思います。しかし、意図せずにブラック企業に入ってしまったら最悪です。
その為には入る前に情報をしっかり集めておく必要があります。
ブラック企業っぽい求人の情報とその企業の情報の集め方を紹介します。
求人に使われやすい言葉は「ブラック企業の求人に使われるワードを大公開!」こちらでも紹介してます。
目次
ブラック企業っぽい求人の情報とは?
実は求人の紹介文を読む事でブラック企業っぽいと判断できたりもします。
ポイントをしっかり把握しておきましょう。具体的にどんな文章が危ないか紹介します。
しかし、文章だけでは明確に分かりません。参考にはなります。
具体的な魅力が書いていない
ボーナスが多いや、仕事環境がどのようにいいか、福利厚生がしっかりしていて有給もきちんと消化できる等の、入社する事で具体的に魅力が書いてない場合は注意しましょう。
「アットホームな職場」や「やりがいのある仕事」など書いてあるかと思います。しかし、これは社長が直接文句を言ってくる、ノルマが厳しいなどのマイナス面をプラスに捉えられる言い回しをしている可能性が高いです。
会社に魅力がないから無理やりこういった言い回しにするしかないのです。
求人が3ヶ月以上出ている
求人掲載期間の相場は4週間程度で、2ヶ月もあればほぼ決まります。
しかし、ブラック企業は「辞めていく」事が前提なので長い期間求人をかけて多く採用し、残ったらラッキー程度にしか考えていません。
大量募集や大量採用も危険な香りがします。新しい会社やお店のオープンなら多少は分かりますが、こちらも注意が必要です。
求人サイトに登録しておけばどのくらいの期間掲載しているかなど、詳しい情報が分かりますのでまずは登録しときましょう。
固定残業代制度があり、退職金制度がない
みなし残業や裁量労働制などとも言われる事がある「固定残業代制度」はブラックの可能性が高くなります。
さらに「退職金制度」が無いのであればかなり怪しいです。
この2つは人件費を手っ取り早く抑制するのにピッタリだからです。
固定残業代制度
月40時間の残業代は予め給料に含まれせておくという制度です。
出勤日数によりますが、毎日2時間程度の残業があるけどその分は給料に入ってるから残業代は出ないよって事です。
40時間以上の残業になった場合は払わないと違法なので請求する事ができます。
退職金制度
長期勤続者ほど支給率が上がるため、出来るだけ従業員に長く働いてもらう為に設けているのが「退職金制度」です。
毎月、定額のお金を将来のために積み立てていく退職金ですが、会社の利益が少なければ社長や役員の報酬を下げなければいけない場合もあります。
自分のお金が減るのは嫌だ!って社長だと退職金制度は入れたくなさそうですね。
1つの求人に多数の職種の募集がある
総合事務の募集なのにSEやライター、さらには営業など募集している職種が多い求人はブラックの可能性が高いです。
1つの求人を1ヶ月載せようと契約すると、サイズなどによりますが10万〜50万と結構な額になります。
しかし、1つの求人でいろんな職種の募集をすれば求人費を節約する事ができるのです。
余裕のない会社なのかもしれません。会社に余裕がなければ仕事も余裕がない事が多いです。
ブラック企業の求人の情報を見つける!
求人の文章だけでもある程度予測はできます。
しかし、個別の会社ごとに実際はどうなのか?まではちょっと分かりません。
そう言った時の情報の調べ方を紹介します。
ブラック企業の求人あるあるは「ブラック企業の求人あるある。ポイントを紹介」こちらでも紹介してます。
ブラック企業の求人の情報を「一覧」や「番付」で探す
世の中に蔓延っているブラック企業ですが、それを「一覧」や「番付」として公開しているサイトもあります。
応募をする前にその会社がないか調べてみるといいでしょう。
ブラック企業の求人の情報の「口コミ」を調べる
実際にその会社で働いた事のある方が「口コミ」を投稿してくれている時もあります。
口コミなので良い悪いは分かりません。しかし、辞めているという事はそれなりの理由があったに違いありません。
チェックしておいて損はないです。
他にも口コミサイトはあります。「企業 口コミ」で簡単に検索できます。
まとめ
ブラック企業に入ってしまった後だと辞めるのも大変です。まずは情報をとりに行きましょう。
- 求人票の文章をチェックする
- 企業の口コミをチェックする
この2つはマストですね。応募する前に必ずチェックして下さい。
でも、友人の紹介とかでチェックしてしまうと微妙な空気になってしまうかも。ましてやブラック企業だったら尚更。
自分に合った職場が見つかる事を願っています!
最後まで読んで頂きありがとうございました。