ブラック企業の求人に使われるワードは似たものが多いです。
求人の時点でマイナスの印象を与えたくないので、言い換えてイメージの良い言葉に変換されています。
しかし、どの言葉がどういった意味なのかはイマイチ分かりにくい所。
どのワードにどんな裏の意味があるのか紹介します。
ブラック企業の求人は「ブラック企業を求人から見抜く方法!」こちらで紹介してます。
目次
転職やバイト探しで一番気になるところは「給与」ですよね。
でも、ここにも気をつけないといけないワードが潜んでいます。
持っている資格や、経験者などの能力によって給料は若干は変わりますが、20万円以上差があるのは怪しいです。
せいぜい10万円くらいの差にと思います。営業などの歩合の場合は別ですが。
働きたいのに働かせてくれないのもブラックと捉える人もいます。しかも、働いてもいいけどサービス残業として給料を出してくれない場合が多いです。
ダラダラ仕事をして残業代を稼ぐちょっとズルい人が多かったせいかもしれません。
ノルマ達成の手当や皆勤手当などは最初から払う気がない場合が多いです。他にもよく分からない手当が多い会社な注意しましょう。
でも、家賃手当や配偶者手当などあるに越した事はありません。
年間賞与2回など書いてありますが、その後ろに(業績による)と書いてあった場合は要注意です。
過去、私の勤めていた会社で3社はこの記載があり賞与はありませんでした。
3年くらい勤めましたが、毎年業績不振でした。納得できなかったですね〜。
どんな仕事なのかとどの様な人が向いているかなど書いてあります。しかし、ここの文章をそのまま間に受けてはいけません。
職場の環境が悪く、良いイメージの言い方が出来ない場合はこの言葉が使われます。
アットホームの意味は「自宅での、家での」という意味なので、悪い環境であってもあながち間違いではないからです。
でも、家のように楽に仕事ができるという比喩なのでしょうか?それはそれで違う気もしますが。
あたかもお互いに成長していきましょうと聞こえますが、頑張るのはあなたですよ?って意味でほぼ間違いないです。
自分も頑張っているのであればわざわざ書かなくてもいい事です。頑張っている意識があるのならば、その頑張りを他人に強要する言葉とも取れます。
優しくフォローするとは書いていないので怒号、罵倒は当たり前と思った方がいいです。
中には「優しく丁寧に教えます」と書いてあり、書いた本人はその様に教育する可能性もあります。
しかし、人事の人がそう思っていても人手不足のブラック企業だとすぐに戦力にしたいので失敗したら怒鳴りますし、古い人間だと手を上げて来るかもしれません。
この部分は人によってかなり変わってくるので、実際に会ってみないと分からないかもしれません。
勤務時間や勤務地、残業の有無や資格などの詳しい内容が書かれている部分です。しかし、ここでも曖昧に濁して書いている場合があるので注意深く読んでおきましょう。
職歴不問や未経験者歓迎とは誰でもできる仕事で人がいないから誰でもいいからきて欲しい時に書いてあります。
職場環境が劣悪であったりすると辞める人も多いので、とりあえず人が欲しい時は書いてあるので注意です。
しかし、未経験者歓迎と書いてあるとちょっと安心して応募してしまいます。私も昔はまんまと騙されていました。
管理職や店長候補での募集は特に注意です。
責任ある立場に置いて、責任は追求するけど給料は変わらないという罠にハマってはいけません。
さらに、権限のある管理職は残業代や休日の時間外出勤の給料を払わなくていいと解釈できる法律もあります。「ブラック企業の求人のテンプレを覚えておこう!」こちらに詳しく書いています。
この他にも、「意欲的にチャレンジする姿勢」や「夢に向かって共に成長しましょう」の様な、精神的な意味の強い文章は危険です。
求人で探したような仕事に命を賭ける様な人はいませんが、死ぬ気でやれと言わんばかりで頑張る事を強要してきます。
でも、頑張らなくていい訳ではありません。必要以上に頑張る事を強要してくるのです。
特に危険なワードを最後にまとめておきます。
この3つは特に気をつけて求人票を見た方がいいです。
全部悪い解釈をすると「劣悪な環境で人がいないから誰でもいいから欲しい。社長の求めるやる気が見えたら高収入」とかなり条件が悪いと見て取れます。
もうブラック企業も少なくなったんじゃないか?と思うかもしれません。しかし、今現在(2022年5月)でも求人を調べるとかなりたくさん怪しい会社が出てきます。
しっかり知識をつけて後悔のない就職、転職ができることを祈っています。
最後まで読んで頂きありがとうございました。