ジャーマンポテトの由来をご存知でしょうか?
英語でドイツは「Germany」(ジャーマニー)ですが、ドイツの人の事を「German」(ジャーマン)と呼びます。
ジャーマンポテトって名前だからドイツ人のポテトのな?と思われますが、実際どういった経緯でこう呼ばれるようになったのでしょうか?
目次
じゃがいもとベーコンを炒めてコンソメ、塩胡椒で味をつけたもの。それが「ジャーマンポテト」です。
作り方は簡単ですが、なぜそう呼ばれるのでしょうか?
ドイツ料理と勘違いされるジャーマンポテトとは、じゃがいもを主要な食材として作られる料理の1つである
英語名はGerman friesもしくはGerman fride potatoesである。
ドイツ料理と思われていることが多いが、ドイツに所謂「ジャーマンポテト」はない。
ドイツで酷似した料理には「ベーコン+じゃがいも」という意味のシュペックカルトッフェルン、ブラートカルトッフェルン
Wikipedia参照
ドイツにもジャーマンポテトのような料理は存在します。しかしジャーマンポテトはドイツにありません。
ドイツのじゃがいもとベーコンを炒めた料理は「ブラート・カルトッフェルン」(焼きじゃがいもという意味)と呼ばれており、ジャーマンポテトとは言いません。
じゃがいもといえばドイツといったイメージがジャーマンポテトと連想させたのかもしれません。
主食がじゃがいもなのは分かります。しかしそれはイメージだけです。ポテトサラダや肉じゃがのような料理もあります。
名前は違いますがジャーマンポテトに似ている家庭料理はあります。
しかし、似ているだけでドイツではジャーマンポテトは存在しません。
ドイツの方に言っても伝わらないので注意しましょう。
ドイツ料理でもないのになぜジャーマンポテトと言われるようになったのでしょうか?
いくつか説がありますのでご紹介します。
Germanもpotatoも英語です。ドイツに行った英語圏の方が料理をみてGremanyのpotatoと思い、ジャーマンポテトと言われ出したとされています。
しかし、アメリカの人なのか他のヨーロッパの人なのか詳しいことは分かっていません。
ドイツではじゃがいもが主食になるほどじゃがいもをよく食べます。ライ麦パンもありますが、ドイツ=じゃがいものイメージでジャーマンポテトと名付けられたとも言われています。
しかし、誰が名付けたまではよく分かっていません。
英語の言葉に感じますが、ジャーマンポテトで伝わるのは日本人だけなのかもしれません。
でも、原点は分かりませんでした。
ドイツといえばじゃがいもという思い込みと、豚バラのベーコンが合体して「ジャーマンポテト」という和製英語が誕生したとの説が濃厚です。
しかし、どこから始まったのか詳しくは分かりません。
飲食店で提供されている商品名は「ジャーマンポテト」が多いです。
定食屋や居酒屋でそう呼ばれて提供されているうちにジャーマンポテトという名前が広がった可能性もあります。
でも、どのお店が始めたかは分かりませんでした。
ドイツにもじゃがいもとベーコンを炒め料理はありますが、名前はジャーマンポテトではありません。
このことから、「ジャーマンポテト」と名前がついている料理は日本の料理だといえるでしょう。
しかし、紛らわしい名前の料理ができてしまったものです。
そんなジャーマンポテトの作り方をご紹介。家庭でも簡単に作れます。さらにじゃがいもは安く手に入りやすいので覚えておいて損はないです。
1 じゃがいもは3cmくらいの大きさに切り水にさらしておく。そしてベーコンは5mm幅、2cmくらいの大きさに切る
2 じゃがいもがかぶるくらいの水を鍋に入れて茹でる。耐熱容器に水とじゃがいもを入れてレンジでチンしてもよい。じゃがいもが柔らかく慣ればオッケー。そして水気がなくなる前にコンソメを入れてあえておく。
3 ベーコンを弱火で炒め、カリカリになったらじゃがいもを入れて塩胡椒で味をととのえる。そして水分が飛んだら完成!
じゃがいもとベーコンがあれば簡単い作れます。さらに玉ねぎやパセリなんかがあればより美味しく出来上がります。
ジャーマンポテトに似た料理はドイツにありますが、ジャーマンポテトはほぼ日本料理みたいなところがあるようです。
しかし、生まれは英語圏の可能性が高いのとドイツで似た料理が家庭料理として作られているのは事実です。
なんとなく広まった情報が大衆の常識になるって面白いですね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
普段はウーバーイーツなどをやっています。 ・ウーバーイーツで副業!効率よく稼ごう! ・ウーバーイーツの鞄はどれがいいの?公式ウバックと小さめの鞄の違い