小便小僧とはなぜ銅像が作られたのか知っていますか?
おしっこをしている子供の銅像がなぜ作られたのか?有名な観光スポットにもなっていますが、なぜそこにあるのか知っている人は少ないでしょう。
そんな小便小僧とは何者なのか調べてみました。
目次
場所はベルギーの首都ブリュッセル市街中心部、グランプラスの近くのブリュッセル市庁舎にある、放尿する少年のブロンズ像です。
日本にも小便小僧の銅像はありますが、これが本家だとされています。
「ジュリアン君」という愛称で呼ばれており、大きさは約55cmとやや小さめ。
裸ではあるが世界中から1000着以上の衣装が送られており、市立博物館に展示されています。
早ければ1388年、遅くても15世紀ごろにはもう小便小僧のブロンズ像があったと記録されています。
しかし、明確にいつできたかは定かではありません。
ブリュッセルのシンボルとなっている小便小僧は何度か盗難に遭っています。
犯人には重労働を課せられ焼印を押されたそうです。それほど市民の怒りが大きかったということでしょう。
どういった経緯で小便小僧の銅像が作られることになったのでしょうか?これにはブリュッセルの歴史が関係してきます。
諸説ありますが、一説にはブリュッセルを包囲した敵軍が火薬の導火線に火をつけた時、ブラバン公の王子がおしっこをかけて消し、街を救ったという伝説があります。
しかし王子、度胸ありすぎでしょ。
彫刻家「ジェローム・デュケノワ」によって街のシンボルとして作成されましたが、紛失され現在はレプリカが飾られているそうです。
ベルギーの小便小僧は世界3大がっかりスポットとしても有名です。しかしがっかりとは失礼ですよね。
先ほど紹介した「小便小僧」はその一つです。可愛い石像ですが、がっかりしてしまう原因は小ささにあります。55cmなのでかなりコンパクトです。
人魚姫なのに足びれがないので普通の人間では?と思ってしまうがっかりスポットの一つです。
しかし、それだけではなく80cmと少し小さいところもポイントの一つです。
がっかり界を先導するのはこの「マーライオン」
小さくはないんですが、周りの建造物が大き過ぎて小さく見えてしまうのががっかりポイントです。
小便小僧は実は英雄だったのは面白いところです。
しかし、少年だからといってももう少し大きく作ってあげてもよかったのかなとも思います。
がっかりといってもベルギーに行った際は会いに行ってあげて下さいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。