Uber eatsやmenuなど、フードデリバリーの会社はどんどん増えています。それに伴って「ゴーストレストラン」と言われるレストランも増えています。
食べ物のデリバリーといえばピザや寿司などの出前が思いつくかと思います。
実はかなり多くの種類の食べ物を出前で頼むことができます。なぜゴーストとも呼ばれるのか?そしてフードデリバリーとの関係も考えていきます!
Uber eatsのカバンはAmazonで購入しますが、転売が多発しています!値段は4000円です!それ以上は転売なので買わないようにしてください!
目次
ゴーストレストランとは店員さんが全員幽霊の店舗の事です。
失礼しました。
ゴーストレストランとは店舗営業をしていない、調理場のみの店舗の事です。
つまり料理の提供はデリバリーのみとなっている店舗のことをゴーストレストランと言います。店舗でのテイクアウトも基本的には受け付けていません。
注文は電話はネットでの注文で実はニューヨーク発祥だそうです。さすが最先端!
商品の受け渡しは配達のみとなりますのでUber eatsなどのフードデリバリーの出番と言うわけです。
今までゴーストレストランなんて今まで日の当たることはありませんでしたが、どうして最近になって急激に増えてきたのでしょうか?
それはゴーストレストランの参入障壁の低さにあります。初期費用が低く抑えられるからです。
一般的に飲食店を開業しようと思えば1000万円以上の資金が必要になります。店舗の家賃、食材の仕入れ、店舗スタッフの雇用、お金のかかることばかりです。
さらに流行らなければせっかく準備をして開業しても利益が出るどころが赤字続きです。
またランニングコストも飲食店は高くなります。お客さんが入っていなくても広い店舗ではより高い家賃を払わないといけません。また従業員も雇用していれば固定で人件費もかかってきます。
その点ゴーストレストランは立地も関係ないし、広さも調理場のみで開業可能です。従業員も調理場の人員だけで大丈夫です。
飲食店をやりたいと思った方がリスクを抑えて始めやすいのがゴーストレストランなのです。
簡単にゴーストレストランのメリットを見てみましょう。
一番に挙げられるのが初期費用の少なさです。
店舗の面積は調理場だけで済みますし、機材も調理場もにでOK。人を雇うと教育も必要ですが、レシピをしっかり作っておけばホールの接客を教えるより簡単です。
立地も市内の一頭地である必要もなく、ランニングコストも抑えられます。
飲食店を開業した後に、立地との兼ね合いを間違え値段設定を高めにしてしまいお客さんがあまり来なくなってしまった!
内装をかなり豪華にしてしまったらそこから安売りの居酒屋スタイルに変更はかなり厳しいです。
ゴーストレストランなら洋食から和食、中華へとすぐさま変更が可能です。
変更する事はネットのメニューと在庫の変更くらいです。そのお店が元は洋食のお店だった事はよく頼む方しか覚えていません。無くなったんだーくらいにしか思わないと思います。
お客さんが来店する必要がないのでゴーストレストランにはあまり関係ありません。
逆に雨が強く天候がかなり悪い時はお客さんも外に出たくありませんのでデリバリーの利用率が上がります。
特に天候を気にする必要がないのは気が楽ですね。
逆にデメリットはどんなものがあるでしょうか?
デリバリーを利用しないお客さんには認知されるのが難しいです。看板もないですし。
料理の画像だけしかお客さんは見えないのでそこでしっかりと差別化して商品を目立たせる必要があります。その他にも店舗独自のプロモーションなどでお客さんに注文してもらうきっかけを作る必要があります。
ゴーストレストランではお客さんと会うことがありません。来店していただいたお客さんと世間話をしたり、お友達を連れてきて頂いたりなどの関係を作ることができません。
人と人との繋がりを強みとした営業ができないのはゴーストレストランならではかと思います。
店舗の面積もそこまで必要なく、人通りの多い場所である必要もないですが、飲食業が可能な物件を探すのが苦労するところです。
住居なら大丈夫な場所が多いので、そこで飲食業が可能か確認しないといけません。
美味しい料理が作れてきちんとした包装ができたとしてもそれだけではゴーストレストランを流行らせることは難しいです。
Webでしっかりと宣伝してたくさんの方に知ってもらう必要があります。
お店をオープンして店先を華やかに飾った通常の飲食店とは違うのでホームページを作ったり、Facebookや他のSNSを活用して認知してもらう必要があります。
職人さんが上手い料理を作ってもそれだけでは難しいですね。
ゴーストレストランはUber eatsや他のフードデリバリーと密接な関係である事これまでの話でお分かりになるかと思います。
ゴーストレストランはフードデリバリーがなくては成立しない飲食店のモデルなのです。
料理を運んでくれる人がいないと料理をお客さんのところまで届きません。自社で配達員を雇って届けてもいいですが、その分の人件費がかかってしまいます。
Uber eatsの配達手数料は商品の値段の35%と言われており、他のフードデリバリーも大体そのくらいとなっています。
もし配達するように人を雇うとなるとアルバイトでもそれ以上の金額がかかってしまいます。配達がない時は手を余してしまう可能性もありますし、調理する側の人間が配達をすると配達が遅れてしまう可能性も出てきます。
店舗側はフードデリバリーを導入することによって残る利益は25%〜30%と言われています。
人を雇うとランニングコストもかかりますので使わないてはないですね。
Uber eats以外にもフードデリバリーをしている会社はたくさんあります。簡単にどんなところが違うのでしょうか?
店舗から考えると「初期費用」がどのくらいかかるかと「手数料」がいくら引かれるか気になるところです。
どのフードデリバリーでもそこまで変わらない費用になりますので、配達可能エリアと知名度がかなり重要になってくるかと思います。
配達エリアが広ければそれだけ多くの方に届けることができますし、知名度があるとユーザーも多いので注文が入る機会が多くなります。
どこを選ぶかは店舗によって様々ですが、麺類に特化したフードデリバリーや焼肉専門なんかのフードデリバリーもこれから登場してくるかもしれませんね。
今回の記事をまとめると
・ゴーストレストランはデリバリーのみの店舗のこと
・デリバリースタッフを雇うよりUber eatsを導入した方が利益が出る
・フードデリバリーはゴーストレストランには欠かせない
以上の事が分かると思います。
最近はコロナの影響もあり、飲食店はかなり厳しい状況に陥っています。お客さんが来店して店舗で食事をするお店でもフードデリバリーを導入して売り上げを確保しています。
飲食店がやりたくても資金などの問題でできなかった方が少額で開業できるような環境になっているのにも一役買っています。
急激に伸びてきたゴーストレストラン、フードデリバリーに注目です!
今回は以上になります。最後まで読んでいただきありがとうございました。